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梅雨の季節の○○ご用心!?~その①~「ホットスポット(急性湿疹または化膿性創傷性皮膚炎)」のお話 | 和歌山のペット(いきもの)情報ポータルサイト pippi(ぴっぴ)

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梅雨の季節の○○ご用心!?~その①~「ホットスポット(急性湿疹または化膿性創傷性皮膚炎)」のお話

6月6日、近畿・東海・甲信越信州地方に気象庁から梅雨入りが発表されました(・-・*)

 

いきものにとって「雨季」は恵みでありますが、気温湿度の変動が大きく
身体への負担からか、体調を崩しやすいシーズンでもあります。

今回は急に来る痒い痒いヾ(~Q~;))((;~Q~)ノ !!!
「ホットスポット(急性湿疹または化膿性創傷性皮膚炎)」のお話です。


突然の抜け毛・かゆみが怖い「ホットスポット(急性湿疹または化膿性創傷性皮膚炎)」

予兆も無く、毛が大量に抜けていたり、首・肩から背中にかけて、
または足や顔などの皮膚の一部分のみが異常に炎症を起こしてしまい、
痒みから患部をかき続けているうちに、患部の被毛が一気に抜け落てしまい
また、掻き壊した箇所から出血や膿などが出て来て異臭を発してしまうことも・・・

こんな時しぐさがみられたら要注意を!!

激しく痒がり、患部を地面に擦りつけたり舐めたりする。
痛がって飼い主さんに触らせなかったり見せてくれない。
痒みからイライラして怒りっぽくなる。
強い抵抗が見られる場合もあります。

ホットスポットの原因はまだはっきりとはわかっていないそうですが、梅雨時期から多くなるなどの傾向から
高い気温と湿度によって毛の根元が蒸れから、細菌感染がおこりやすくなるからといわれていたり、いくつかの誘因が重なり合った結果だともいわれています。
そのなかも一番の引き金になっていると思われるのはペット自身のアレルギー体質です。
食べ物が原因となる食事性アレルギーやノミやダニに刺されることによって発症するアレルギー、
アトピーなどから皮膚炎がおこり、そこを舐めたり引っ掻いたりすることによって炎症が悪化し、さらには皮膚を傷つけて、
そこから細菌が感染して化膿してしまうという「負の連鎖」がおこってしまいます…

私もアレルギーもちで、蕁麻疹がでることがあるので「掻いちゃダメ!」っとわかっていても掻いてしまう・・・
そして皮膚状態が・・・という「負の連鎖」は痛いほどわかります・・・(ノДT)

一度発症すると再発もよく見られるそうですが、
同居するペットや人に伝染するということはないそうです・・・

皮膚トラブルから感染症にかかってしまったり、なにより、痒い!は辛い!です。
なるべく早くかかりつけのクリニックを受診して、元気に梅雨を乗り越えたいですね(^-^*)/